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「ビッグマン」は少年漫画のような痛快アクション物。 [韓国ドラマ(な、は行)]


(シンプル)ビッグマン DVD-BOX1<シンプルBOXシリーズ>

「ビッグマン」

2014年作

(全21話)



このドラマを選んだのはチェ・ダニエルさんが出ていると聞いたから、です。^^;
(ちなみにダニエルさんは本名だそうで、混血でもなく、学生時代は嫌だったそうです。ミニ情報でした。)
主な出演者
キム・ジュヒョク(カン・ジファン)~孤児で育ち、市場で働く男。
カン・ドンソク(チェ・ダニエル)~ヒョンソン財閥の息子、長男。
ソ・ミラ(イ・ダヒ)~ヒョンソンの社員、ドンソクの恋人、会長の運転手の娘。
カン・ジナ(チョン・ミソン)~ヒョンソン財閥の娘、ドンソクの妹。

お気に入り度は★★★  3 満点は5

この話は細かいことにこだわらずに、少年漫画と思って熱血青年が巨悪と対峙、痛快アクション物と思ってみると楽しめると思います。単純に悪者をやっつけようとする、スッキリしたい時は良いかも。細かいところを気にすると、おおざっぱな感じがします。BSのDLifeでやっていたのを観たので、かなりカットされていたからかもしれません。展開が早いのは良かったです。
企業の話で専門用語が出て難しくなって来ると、私の場合は、いつもそこで興味を失うのですが、この話は比較的わかりやすかったと思います。ただ、なにかの書類を渡して、盗んで、という所がどうも理解できなくて困りましたが。

主人公のジヒョク(カン・ジファン)がとても心温かい熱血青年で、純情で、いい人で、でも、ケンカはめちゃくちゃ強くて、不死身の男。
個人的に注目のドンソク(ダニエル)は残念ながら、今回は悪者…。

以下は少しネタバレありの感想です。

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ドンソクはかなり冷酷でずるい。自分の手を汚さず、すべて部下に命令して汚いことをする。ジヒョクの良心、親切心、愛情、思いやりをすべて利用して裏切るをいう、人間として最低のことをするのです。
何の罪もないジヒョクは災難でかわいそうでした。彼にしたら、ある日、瀕死の重傷を負わされ、財閥の息子になって、社長にさせられ、そこから災難に会い続けるわけで、元の温かい世界に戻って穏やかに過ごしたいのに、ドンソクは容赦なくてしつこくて…。観る側はずっとそう思って観てしまう話でしょう。

悪者ドンソク中心で話してしまいますが、彼の唯一人間味のあるところは運転手の娘のミラを愛していたこと。そのミラがジヒョクに惹かれていると嫉妬心を燃やしたから。
財閥の長男でそういう教育を受けて、友人も皆そういう金持ちの息子たちばかりでは、自己中心的な生意気な人間になるのは無理はないのか…。
ただ、同じ環境に生まれた妹ジナ(チョン・ミソン)は違っていて、この環境に疑問を持ち、反抗的になっていました。ところで、ジナ役の彼女の存在と演技は良かったです。彼女の存在はこの話にを魅力的にしていました。ふくらみが出たというか。ジナがいなかったら、平板な話になっていたと思うので。
ダニエルさん、彼は柔和な顔なので、微笑みながら怖いことを話すとかえって怖いものです。
思い出すのが、日本のドラマ「愛なんていらねえよ、夏」で、森本レオさんが冷酷な悪人を演じたのですが、似ていて、顔もレオさんに似ていて、声も優しくて、悪人に見えない人が残酷なことをする、というほうが余計に怖さを感じますね。
といっても、かっこいい。今回のドンソクは冷酷な雰囲気たっぷりの演技。
今回はたいへん偏った感想になってすみません。チェ・ダニエル中心の感想でした。(笑)
ビッグマンのダニエル.png


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