「マイラブ パッチ」観ました。

 レンタル屋さんの２００円デイに映画を借りたのがきっかけで、それを返却ついでに他のを借りてみました。それでまた返却しに行って、また借りるという感じに…。
「明朗少女成功記」つながりで今度はチャン・ナラちゃんのドラマ「マイラブ　パッチ」（２００２年）を観ました。（「明朗」のあとの撮影と思われます。）
これは１０話で終わり。韓国ドラマでも短いのがあるのですね。
とても面白かったです。お気に入り度★★★★☆

このドラマの印象は明るくてカラフル。舞台がレジャーランド(遊園地）のせいでしょうか。
それに４人の主役達が若くて輝いているってこともあります。３人とも’８１年生まれの当時２１歳という若さ！！
退屈ではなく、はらはらどきどき、切なくもあり、お笑いもあり、テンポ良く。これもラブコメディーです。

チャン・ナラちゃんは一番似てるなーと思うのは、卓球少女愛ちゃんの小さい頃のお顔。可愛くて～。
まだ彼女の演じてる姿を見たことがないときは、中国で大人気の女優さんということでニュースでちらっと見まして、その時はそれほど好きな顔ではないなあ、と思ったんですが、演じている彼女を見ているうちにすっかり好きになりました。

ヤン・ソンイ（チャン・ナラ）は口も悪いし、強情で性格はひねくれていて、女らしくない。それも幼馴染のヒウォン（ホン・ウンヒ）と比べられてずっときたせいもあり。ヒウォンは美人で女らしくていつも男性にもてる。（この人「星を射る」でも憎らしい悪役でした。）
でも彼女の性格には裏表があり、自分よりも幸せになることは許せないという狭い心の女。今までのドラマの悪女とちょっと違って、ヒウォンの場合は常に自分が一番でなければいけないという理由だけで嫌がらせをします。今までソンイは彼女の自尊心を満たすための道具として利用されていたのです。ソンイが明朗の時の強く正しい女の子とはちょっと性格違って最初は悪い娘なので、とまどったものの、この中でも彼女の熱演が光っていました。

それからこの話、SJことスンジョン（キム・ジェウォン）とヒョンソン（キム・レウォン）の２人の魅力も満載。キム・ジェウォンのドラマ、私は初めて見ました。彼の微笑みは「殺人微笑」として有名のようですが、さすがに良いですね。品があって。この役は特に落ち着いた、穏やかな人間なのでなおさらかもしれません。
それからキム・レウォンは前に「屋根部屋のネコ｣で観たのですが、ここのヒョンソンはあの彼よりもずっといい奴で、彼もまた笑顔が良く、かっこよく、元気でユーモラスで素敵でした。