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スピッツというバンドのすごさ [音楽]

長年スピッツのファンの方には当然知ってるお話で、余計なお世話ですが、
私は4人のメンバーの名前も良く知らなかったので、ここで紹介します。
spitz7.png

草野正宗(1967年12月21日生)…作詞作曲、ボーカル・ギター(マサムネ、草野)
三輪テツヤ(1967年5月17日生)…ギター(テツヤ テっちゃん)
田村明弘(1967年5月31日生まれ)…ベースギター(リーダー、田村)
崎山龍男(1967年生まれ)…ドラム(崎ちゃん)

みな同級生、同じ年令で、身長もほぼ同じ、167cm位だそうで、とても仲良しのようです。
インタビューなど聞いたりしてると、皆さん、性格がとっても穏やかで優しいですね。
テツヤさんだけ、服装がほかのメンバーよりも目立つし、いつも派手な髪型でとんがっているのでこの人の音楽性は他の3人とは違うのではないか?と私も最初は感じていましたが、みな初めはそう思われがちで実際は音楽性はぴったりのようです。
メジャーデビューは1991年。結成は1987年。
1991年デビューしたバンドはなんと510組もあったそうです。バンドのブームでしたね。
ちなみに、今も活躍しているバンドのメジャーデビュー年は
ウルフルズ…1992年
ミスターチルドレン…1992年
エレファント カシマシ…1988年
イエローモンキー…1988年
ユニコーン…1987年 
B'Z…1988年
いっぱいいますね。

スピッツで印象に残っているのは、たしかMステーションに初めて出た時かと思うんですが、タモリさんに「なぜスピッツってつけたの?」と質問されて、マサムネさんが、「みな小さくて、きゃんきゃん吠えるスピッツみたいだから」と答えたことです。かっこつけたバンドが多い中、なんだか可愛いなあ、と好印象を抱いたのを覚えています。最近でもスピッツの名前の由来については、はじめは犬の名前のほうからつけたけれど、後から英語で、”唾を吐く”いう意味もあり、とんがった感じも含まれているのでちょうどパンク系のバンドとしてスタートしたので合っているとか言ってました。最初はブルーハーツの真似みたいな感じだったようですね。

4人それぞれの個性と実力が素晴らしいバンドです。
まず、派手なルックスの三輪テツヤさんのギター、これが他のロックバンドと違うと思いました。
ロック系の音というよりも、正確に一音一音クリアに聞こえる感じ、歪んだ音は少ない。クラシックギターみたいなアルペジオだったり。とにかく美しいのでスピッツになくてはならない音だと思います。
田村さんのベースもそうで、美しい音。テクニックもすごい感じがして、メロディアスで深みがあります。
ドラムの崎山さんはスーパーテクニックの持ち主だそうで、人に教えたりできる方だそうですが、なんともいい音で、実力派です。
作詞作曲ほとんど草野正宗さん、スピッツ独特の世界を作り出していますね。
コトバの使い方がユニークで、意味不明な歌詞があり、あまり具体的に固定されるよりも聴く側の想像力を刺激するところが楽しいです。
メロディは聴きやすく、心地よく、癒されます。初めて聴いたのに、なつかしい感じがする、とよく言われますね。
その作詞作曲能力は枯渇することを知らず、あらゆるパターンの名曲を次々と生み出しています。
歌声は感情込めてウェットになりすぎない、感情過多に歌わないから、好きです。さらりと歌う。その声がすこしかすれたような、哀愁もありつつ、素朴な感じが良いんです。苦しそうに歌わないから気がつかないけれど、かなりの高音から低音まで楽に出していて、実はすごい歌唱力を持つ方。他のバンドにはない魅力です。草野さんしか出せない歌声とメロディ。

これはちょっと面白いMVなので張り付けてみました。ギターの音色も美しく、絵も可愛く、ちょっと泣けます。



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